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代表取締役社長 岩尾 崇
日頃は当社グループに格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。
1.2008年3月期の総括
2008年3月期の当社の連結業績は、資材価格や労務費の高騰、改正建築基準法の施行に伴うマンション建設工事の着工の遅れ、マンション市況の厳しい調整局面などの影響により、売上高は7,451億円(前期比3.0%増)と増加したものの、営業利益557億円(同13.6%減)、経常利益531億円(同15.8%減)と減益となりました。また、財務体質の強化を目的に「棚卸資産の評価に関する会計基準」を早期適用し、特別損益において棚卸資産評価損等294億円の損失を計上した結果、当期純利益は224億円(同33.6%減)となりました。
また、都心部における供給が減少、郊外地域での供給が増加したことから、都心回帰の流れに変化が見られました。
当社グループは、2005年4月にスタートした「新中期経営計画(2006年3月期〜2008年3月期)」を再生完了への最終段階と位置づけ、グループ全社を挙げて本業収益力の強化、資本構成の再構築、技術力・技術開発力の強化、ならびに経営管理体制の強化等に取り組んでまいりました。その結果、本業収益については計画を上回る実績で推移し、また2005年8月に公表いたしました「資本再編プラン」に基づき、優先株式の買受・償還を着実に実行、資本構成の再構築についても概ね目処がたったことから、最重要課題の一つであった復配を実施させていただくこととなりました。
当社グループは、2008年4月から新たな中期3ヶ年計画「“SHIN”PLAN」をスタートさせました。今後の3ヶ年を「再生完了後の新たなステージ」と位置づけ、持続的な経営革新に取り組みながら、建設を中心としたフロー市場と、これから着実に積み上がっていくストック市場に、共に軸足をおく、オンリーワン企業グループを目指してまいります。本計画では、基幹のマンション関連事業を更に進化させるとともに事業領域を拡大していくこと、健全な財務体質を維持しながら株主還元を継続していくこと等を基本方針としております。2009年3月期は、高齢化・人口減少社会の到来、国内建設市場の縮小や受注競争の激化、激しい分譲マンション市場の変化等、当社グループを取り巻く経営環境が急激な変化を迎えておりますが、「”SHIN” PLAN」を着実に遂行していくことが最重要であると考えております。
これからも、株主の皆様をはじめ取引金融機関などご支援頂いてきた皆様や、お取引先ならびにお客様方への感謝の気持ちを忘れずに、真に社会に必要とされる “いい暮らしを、創る”「住まいのオンリーワン企業グループ」を目指してまいります。今後とも、より一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
2008年6月27日
株式会社 長谷工コーポレーション |










